配当・勝率・控除率
バカラで唯一あなたが選べるのは「どこに賭けるか」。その選択肢ごとに、配当・勝率・控除率(ハウスエッジ)を並べてみます。8デッキの標準ルールの数字です。
| ベット | 配当 | 勝つ確率 | 控除率 |
|---|---|---|---|
| バンカー | 1:1(−5%) | 45.86% | 1.06% |
| プレイヤー | 1:1 | 44.62% | 1.24% |
| タイ(引き分け) | 8:1 | 9.52% | 14.36% |
| プレイヤーペア | 11:1 | 7.47% | 10.36% |
| バンカーペア | 11:1 | 7.47% | 10.36% |
なぜバンカーが一番マシなのか
バンカーは第三カードのタブローで「後出し」になるぶん、わずかに勝ちやすく設計されています(勝率45.86% 対 44.62%)。勝ちすぎるので、カジノは5%のコミッションを取ってバランスを取ります。それでも控除率は1.06%と、テーブルゲームの中でもかなり低い部類です。
プレイヤーはコミッションがない代わりに勝率が少し低く、控除率は1.24%。バンカーとの差はごくわずかですが、長く打つほどこの差は効いてきます。
「コミッションが嫌だからプレイヤー」? 気持ちはわかりますが、数字上はバンカー(5%引かれても1.06%)のほうが得です。コミッションは“見える税”、プレイヤー側の不利は“見えない税”——見えないほうが大きいこともあります。
タイとペアは「夢を買う」賭け
タイは8:1、ペアは11:1と配当が大きく魅力的ですが、控除率はそれぞれ14.36%・10.36%。バンカーの10倍以上です。たまに当てれば気持ちいいぶん、長期では資金がいちばん速く溶けます。シミュレーターでタイに賭け続けると、破産確率がはね上がるのが見えます。
控除率=1時間あたりいくら失うか
控除率は「賭けた総額のうち、平均で何%がカジノに残るか」。たとえば1ハンド$10で1時間に70ハンド打つと、バンカー(1.06%)なら理論上の損失は 10 × 70 × 0.0106 ≈ $7.4/時。同じ条件でタイ(14.36%)なら 約$100/時。同じ時間・同じ額を賭けても、賭け先で“燃費”が10倍以上変わります。