ヨーロピアン・アメリカン・フレンチ・トリプルゼロの違い
同じルーレットでも、選ぶテーブルで取られる額は2倍以上変わります。理由はたった一つ、緑のゼロの数とその扱いです。
| テーブル | ゼロ | ポケット | 控除率(一般) | 偶数賭けの控除率 |
|---|---|---|---|---|
| ヨーロピアン | 0 | 37 | 2.70% | 2.70% |
| フレンチ | 0 | 37 | 2.70% | 1.35% |
| アメリカン | 0・00 | 38 | 5.26% | 5.26% |
| トリプルゼロ(サンズ) | 0・00・000 | 39 | 7.69% | 7.69% |
アメリカン(0・00)— 控除率5.26%
00 が増えてポケットが38個になるだけで、控除率は 2/38 = 5.26% とほぼ倍に。さらにアメリカン特有のファイブナンバーベット(0・00・1・2・3 にまとめ賭け、配当6:1)は控除率 7.89% と全ベット中最悪です。選ばないのが鉄則。同じ遊ぶなら、アメリカンは避けるのが正解です。
トリプルゼロ/サンズ(0・00・000)— 控除率7.69%
ラスベガスの一部のカジノ(サンズ系列などが発祥)で見られる、緑のゼロを3つ(0・00・000)備えたテーブル。ポケットは 39個 になり、控除率は 3/39 = 7.69% と、アメリカンの5.26%をさらに上回ります。
賭けの種類・配当・進行は通常のルーレットと同じで、増えた 000 のぶんだけプレイヤーに不利になっているだけ。つまり覚えることは何もなく、ただ最も負けやすいテーブルです。このアプリでは 0・00・000 を実機どおりの六角形レイアウトで配置していますが、それぞれの数字(ストレート)に賭けても配当は 35:1 のまま(公正なら本来 38:1 であるべき)で、その差が控除率の正体です。観光地で見かけても、座らないのが正解。
ヨーロピアン(0のみ)— 控除率2.70%
ゼロが1つなので控除率は 1/37 = 2.70%。アメリカンの約半分で、世界の標準です。
フレンチ — 偶数賭けが1.35%
ホイールはヨーロピアンと同じ(0のみ)ですが、赤黒などイーブンマネー賭けに救済ルールが付きます。
- ラ・パルタージュ(La Partage):球が 0 に落ちたとき、イーブンマネー賭けは半額が返ってくる。損失が半分になるので、その控除率は 2.70% ÷ 2 = 1.35%。
- アン・プリゾン(En Prison):0 のとき賭け金が「監禁」され、次の回で当たれば全額戻る(負ければ没収)。長期の期待値はラ・パルタージュとほぼ同じ 1.35% です。
1.35% という数字の重み。 これはブラックジャックの基本戦略(約0.5%)に次ぐ低さで、バカラ(1.06%)に肉薄します。ルーレットで最も賢い賭けは、フレンチのイーブンマネー。このアプリのシミュレーションで「フレンチ+赤」を選ぶと、損失ペースが目に見えて緩やかになります。
ホイールの数字の並び
レイアウト(賭け台)の番号順とは別に、ホイール上の物理的な並びは赤黒・大小・奇偶がなるべく交互になるよう設計されています。ヨーロピアンとアメリカンで並び順は異なりますが、ランダムに球が落ちる以上、出目の確率はどの番号も等しく、並びが勝率に影響することはありません。
4つのテーブルを比較する同じ条件で控除率の差を体感 →